[2010年10月06日]

操車場泡立草が押し寄せて

大島民郎(1922~2007)

泡立草が秋の季語。背高泡立草、大泡立草も同意の季語です。
この句は、機関車の操車場ですが、わたしが生れたのは北海道の鉄道官舎。それも宗谷本線の駅のそば。周りに鉄道草や泡立草が咲いていたことでしょう。
キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物。荒地や植生の破壊された場所に繁殖してしばしば大群落を作ります。高さは1~2メートルほどで10月ごろになると、黄色い花穂をたくさんつけます。非常に繁殖力が強く在来種を駆逐するので一時期問題になりました。
この句は見たそのままを詠っています。いまや死語の進駐軍が押し寄せてきたように見えます。
作者おおしま・たみろうの紹介は、2007年6月25日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」創元社、2005年刊)
・日銀の新政策はどのように社会を変換するか見届けましょう。インフレになるのは間違いありません。

投稿者 m-staff : 2010年10月06日 09:40

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