[2010年10月18日]

まつすぐの道に出でけり秋の暮

高野素十(1893~1976)

秋の暮が秋に季語。秋の夕暮、秋の夕べ、秋夕(しゅうせき)なども同意の季語です。
北海道に行けば、真っ直ぐな道が隣の町まで続いているところがあります。実際に、わたしは、汽車の線路が隣の町まで続いていて隣の駅が見えるところに住んでいました。夏が終わり寒くなってくると何やら淋しい気持ちになったことを思い出します。
芭蕉には次の一句があります。
此の道や行く人なしに秋の暮   芭蕉
作者は、高浜虚子の写実の精神を最も忠実に実践した俳人として知られています。。
作者たかの・すじゅうの紹介は、2005年2月23日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・新刊書の紹介です。石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社刊、オールカラー、B6版800ページ、定価2,600円。わたしの句も「冬」、「新年」の欄にそれぞれ1句ずつ載っています。本屋さんでのぞいてみてください。

投稿者 m-staff : 2010年10月18日 10:01

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