[2010年10月26日]

椎の実のお椀が草の雨ためて

臼田亜浪(1879~1951)

椎の実が秋の季語。椎の秋、落椎も同意の季語です。
たくさん実をつけている木からは、まるで雨のようにこぼれ落ちてきます。拾うだけでも大変です。
ぶな科の常緑高木で、スダジイとコジイがあります。スダジイは別名ナガジイというように堅果は長く大ぶりで、一方のコジイはツブラジイの名前があるように小ぶりで丸まっています。両方とも炒ると香ばしい匂いがします。昔は、食物として盛んに食べました。
草に降った雨を椎の実のお椀で受け止めて光っている様子がメルヘンチックですね。
作者うすだ・あろうの紹介は、2005年5月31日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、、2010年刊)
・旭川、札幌に初雪。道理で寒いはずです。風邪に気をつけましょう。

投稿者 m-staff : 2010年10月26日 10:15

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