[2010年11月06日]

行秋や抱けば身に添ふ膝頭

炭 太祇(1709~71)

行(く)秋が秋の季語。秋の名残、秋の別れ、秋の果、秋過ぐ、秋去るなども同意の季語です。
明日はいよいよ立冬ですね。寒くなるはずです。この季語は秋が過ぎつつある事の季節感をいいます。今年は強烈な暑さの夏でしたから、秋から冬になる季節が応えます。
膝頭を抱くことは普段はしないものですが、秋が終わりにもなるとふっと膝頭を抱いてみたくなるものですね。惜秋という感慨がこの句からしてきます。
作者は与謝蕪村と親交があり、京都に住まいました。蕪村より7歳年長で、それに影響を与え、その異才は顕著でした。
作者たん・たいぎの紹介は、2007年7月8日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・「海猿」は、海上保安庁の若者の活躍を映画化しています。菅さんの困りきった顔がいまの日本ですね。今日の相模湾は凪いでいます。

投稿者 m-staff : 2010年11月06日 10:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3395