[2010年11月10日]

大石や二つに割れて冬ざるる

村上鬼城(1865~1938)

冬ざるるが冬の季語。冬ざれ、冬されも同意の季語です。
冬ざれは、冬になって木々や草などが枯れてしまって、空には重く雲が垂れていて、はるかに見渡す限り荒涼とした風景をいいます。北風が吹いて、山野が荒れて、寂れてゆく様子が冬ざるるです。
この句は、そのような荒涼とした様子に割れた大きな石を組み合わせて、寂寥感を表しました。季節の変化をよく捉えていて、まことにうまい表現ですね。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・昨日の強風に雲が去り、今朝は晴れて富士山、箱根、熱海まで見通せます。
・・イチローが10年連続ゴールドグラブ賞。おめでとう。

投稿者 m-staff : 2010年11月10日 09:21

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