[2010年11月12日]

木の葉をりをり病の窓をうつて去る

正岡子規(1867~1902)

木の葉が冬の季語。木の葉散る、木の葉の雨、木の葉の時雨も同意の季語です。
木の葉は、落ちてしまった落ち葉、まさに落ちんとする木の葉、散っている最中の宙の葉もいいます。
横須賀市西公園の園丁の皆さんが木の葉をかき集めています。掃いても掃いても降ってきますから大変です。
この句は、闘病中の子規の窓辺に木の葉が当って次々と散ってゆく悲しみの横溢した句になっています。写生句ですが、心打たれますね。
作者まさおか・しきの紹介は、2005年1月20日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・園丁の掃くそば宙に落葉あり    風伯

投稿者 m-staff : 2010年11月12日 09:34

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