[2010年11月17日]

北風の身を切るといふ言葉かな

中村苑子(1913~2001)

北風が冬の季語。北風(きた、ほくふう)、朔風(さくふう)、北吹く、大北風(おおきた)、朝北風(あさきた)など多数の同意の季語があります。
冬の季節風の北風が強く吹くようになりましたね。アジア大陸に高気圧、太平洋に低気圧が発生して、高気圧から低気圧へ吹く風のため、震え上がります。「きた」と言う言葉で北風を意味します。「きた」とだけ簡単に言う例は、「北風」と言った場合よりも駄目を出すようなくどさがあるからです。
この句は、「北風」と強く言い切り、言葉の身を切るような感じを言い表しています。
作者なかむら・そのこの紹介は、2005年3月25日を参照。
(出典:角川書店編「合本俳句歳時記第三版」、2003年刊)
・今日は「時雨」ています。小学校の校庭には子どもの姿はありません。

投稿者 m-staff : 2010年11月17日 10:19

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