[2010年11月26日]

隣る木もなくて銀杏の落葉かな

鈴木道彦(1757~1819)

銀杏の落葉が冬の季語。銀杏落葉も同意の季語です。
銀杏は秋に黄葉して、少しずつ散ってゆきますが、霜が降ったり、風が強かったりすると一気に散り終わってしまいます。銀杏の大木や並木が裸のままで立っているのは壮観ですね。神宮外苑の銀杏並木が有名ですね。
この句は、その銀杏の大木が一本天に向かって超然と立っている様子が分かります。散った落ち葉がまるで黄金色のじゅうたんのように見えます。
作者すずき・みちひこは、仙台の生れ、江戸に出て町医者になります。俳句は、加舎白雄に学び、寛政三大家に数えられました。俳風は平易にして巧みです。主な作品は「道彦七部集」にまとめられています。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・裁判員裁判の判決で少年に死刑判決。更正の可能性はないのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2010年11月26日 09:56

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