[2010年12月09日]

枯芝に円陣若く爆笑す

木下夕爾(1914~65)

枯芝が冬の季語。芝枯るも同意の季語です。
枯れた芝生の匂いは独特ですね。
横須賀市西公園の芝も野生の芝も枯れて狐色になっています。それを見ているといよいよ冬になったという感慨がひたひたと押し寄せてきます。その枯芝の上を子犬が鞠のようになって遊んでいます。枯芝を見ていると今年の夏は猛暑が続いて芝も大変だったなあとの気分になりました。
この句は、若い人たちが集まって輪になって談笑している姿が浮んできます。「円陣が若い」という表現に新鮮さを見つけました。きっと何か面白い事があったのでしょうね。
作者きのした・ゆうじの紹介は、2006年5月22日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・今日は障がい者の日。漱石忌です。

投稿者 m-staff : 2010年12月09日 09:41

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