[2010年12月10日]

風邪の旅電話生きものどこでも鳴る

寺田京子(1925~76)

風邪が冬の季語。感冒、流行風邪、流感、風邪声、鼻風邪、風邪薬、風邪心地、風邪の神など同意の季語は多数あります。
風邪のシーズンになりました。インフルエンザは年中騒いでいますから季語になりようもありませんが。
風邪は万人を襲う恐ろしい病気。市販の風邪薬もさまざまでいろいろ試しましたが、わたしには「ジキニン」がいいようです。
さて掲句は、風邪にかかっていても仕事で旅に出なければならないつらいときに、電話がずかずかと追いかけてきてどこでも鳴りいっそういやな思いをしたときの句。それにしてもわたしも携帯電話は持っていますが、ほとんど使いません。電話が嫌いなのは仕事をしていたときの習性が残っているからでしょうか。
作者てらだ・きょうこの紹介は、2010年9月13日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・富士山が秀麗。相模湾に漁船が6隻。

投稿者 m-staff : 2010年12月10日 09:53

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