[2010年12月21日]

石垣のあひまに冬のすみれかな

室生犀星(1889~1962)

冬のすみれ(菫)が冬の季語。寒菫、冬菫も同意の季語です。
菫は春に咲きますが、晩秋から冬にあるいは立春の前の寒中に日当たりの良い野山など暖かいところに咲くことがあります。寒中に咲いているのを寒菫といい、これを見つけたときの喜びは例えようもありません。
冬菫という品種があるわけではありません。菫の種類は多く、春を待たずに咲いている可憐な姿は周りの枯れた世界に異彩を放っています。全体に小ぶりで色は濃い姿が見られます。
この句は作者の優しさが横溢していますね。
作者むろう・さいせいの紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・「家系図」を作るのに行政書士でなければならないなんて時代錯誤。作りたければ自分でやるべし。最高裁の判断は正しい。

投稿者 m-staff : 2010年12月21日 09:36

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