[2010年12月25日]

盲導犬使徒の眼持てりクリスマス

田川飛旅子(1914~99)

クリスマスが冬の季語。降誕祭、聖夜、聖夜劇なども同意の季語です。
12月25日はイエス・キリストの降誕の日とされています。
もともとは太陽の新生を祝う「冬至の祭」がキリスト教化されたものといわれていて、ギリシャ正教会では1月6日。
わたしは、前々からイエスはどうして聖母マリアから生れたのか疑問でした。開高 健は対談集「人とこの世界」で次のように言っています。
「イエスは肉の交わりなしに生を享けた方、それゆえに原罪を持たない。贖罪…人々の赦しを天に乞うために刑死したのです」と。
この句でいう盲導犬をイエス・キリストの12人の使徒になぞらえているのは、神聖な事業に献身するひとを称えているのに符合します。
作者たがわ・ひりょしの紹介は、2006年4月24日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、、2010年刊)
・寒波襲来、富士山や箱根は雪雲がびっしり。静かなクリスマスです。

投稿者 m-staff : 2010年12月25日 10:21

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