[2010年12月28日]

恋の身の如く暖炉に耳ほてらせ

内藤吐天(1900~76)

暖炉が冬の季語。石炭・石油・ガス・電気ストーブ、ペチカなども同意の季語です。
マンションは機密性に優れていて暖かく感じます。前に住んでいた家は3階建てで部屋数も多く寒い限りでした。
この句のような暖炉にはこのところお目に掛からなくなりました。日本家屋にそぐわないずに西洋風の家であるように思います。暖炉に耳をほてらせていれば、そこに温まる男女の恋物語が生れると期待しますが、そうは問屋が卸さないでしょうね。
今日は、官庁の仕事納め。元旦が土曜日のせいで正月休みは短いですね。勤めていたころは、午前中は顧客への挨拶回り、午後は掃除をして一杯呑んで解散と言うのが慣例でした。懐かしい。
作者ないとう・とてんの紹介は、2006年8月25日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)

投稿者 m-staff : 2010年12月28日 10:58

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