[2011年01月06日]

去年の土つけしまま鍬立つてをり

大串 章

去年(こぞ)が新年の季語。去年、旧年、古年、初昔、宵の年なども同意の季語です。
新年になって過ぎ去った年を振り返る心をいい、新春の季語としています。さらに、去年今年(こぞことし)とつなげてあわただしく年が去り、年が来るという意味にも使われています。
この句は、畑の中に去年の土をつけたままの鍬が立っているというただそれだけの事ですが、何か過去への惜別が浮んできますね。また、し残した仕事も浮んできます。
朝晩が寒くなってきましたね。今日は小寒です。東京消防庁の出初式も行われます。
作者おおぐし・あきらの紹介は、2006年10月3日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)

投稿者 m-staff : 2011年01月06日 11:13

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