[2011年01月07日]

人日や夕日の彫りし雑木山

加藤三七子(1925~2005)

人日(じんじつ)が新年の季語。七日(なのか、なぬか)、人の日も同意の季語です。
正月七日のこと。七種の日です。従って、三が日についで印象深い日になっています。七種は、もともと宮中で、京洛周辺の七つの丘からとってきた野草を粥に加えて祝った事が始まりです。正月のお酒が続いたあとには、とても体のよいものと思われます。中国の漢の時代から、元日より八日までを鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人・穀にあてはめていて、七日は人に当ります。
この句の「雑木山を夕日が彫(ほ)っている」と言う表現に感心しました。人は万物の霊長ですが、必ずしも大事にしない方向へ進んでいるようです。
作者かとう・みなこの紹介は、2005年4月 12日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今朝は寒いですけれど、晴れていて富士山が綺麗に見えます。

投稿者 m-staff : 2011年01月07日 09:58

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