[2011年01月13日]

おのが影ふりはなさんとあばれ独楽

上村占魚(1920~96)

独楽が新年の季語。独楽廻し、独楽打つ、こまつぶりも同意の季語です。
新年にテレビを見ていたら、東京の下町紹介で、子どもたちが独楽廻しをしていました。独楽廻しは、正月に男の子を中心の楽しい遊びの一つですが、もちろん、元気のよい女の子も参加していました。
独楽の回っている姿はまるで「おのが影」を振り切ろうとしているかのように作者には見えました。しかし、そのもの自身の影は振り放そうとしても出来るものではありません。それを行おうとするのが人間の営為かもしれません。
作者は熊本県の出身で肥後独楽の思い出があるようです。
作者うえむら・せんぎょの紹介は、2006年6月27日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・連れ合いが知人から会津産の「ふきのとうみそ」をもらってきました。食べれば浅春の会津の匂いがします。

投稿者 m-staff : 2011年01月13日 10:30

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