[2011年01月14日]

左義長やまつくらがりに海うごき

岸田稚魚(1918~88)

左義長(さぎちょう)が新年の季語。どんど、とんど、とんど焼き、吉書揚(きっしょあげ)なども同意の季語です。
14日の夜から15日の朝にかけて行われます。この近くでは相模湾の大磯海岸、東京湾の久里浜海岸、三浦海岸などが知られています。小正月の火祭りの行事です。新年の飾りなどをとりのぞいて、それを焚いて祭ります。激しい火音がして燃え上がりますが、その音からどんど、とんどという名前が付いています。左義長の火は神聖なものとされ、それで餅や団子を焼き、体を暖めて、灰を体に塗ったりして、災難除け、若返り、健康などのおまじないをします。
この句は、海岸べりでの左義長の様子を伝えてくれます。火と水のお祭ですね。
作者きしだ・ちぎょの紹介は、2005年7月 1日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・12月の21,22日以来、雨がありません。大気も体もからからです。火の用心ですね。火事は冬の季語です。

投稿者 m-staff : 2011年01月14日 09:44

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