[2011年02月01日]

酷寒や車輌を洗ひゐる男

森田 峠

酷寒(こつかん)が冬の季語。厳寒、極寒、厳冬、寒さびしも同意の季語です。
今日から2月。季語の酷寒という言葉は、見るからに寒くなりますね。寒に入ってからしだいに厳しさを加えて、いまは寒さの底といった状態です。わたしの住んでいた旭川は、マイナス30度にもなるところですから、厳冬になるとすべてが止ったようになります。
この句は、電車というよりは汽車のイメージがします。北海道士別の鉄道官舎で生まれたわたしは、鉄道に愛着があります。それも冬のしばれるような寒さの中で列車を洗っている男の厳しさを深く感じます。
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月9日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・日本海側は大雪。太平洋側はカラカラ天気。うまく行かないものですね。

投稿者 m-staff : 2011年02月01日 10:37

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3486