[2011年02月07日]

重なりて同じ反りなる目刺かな

篠原温亭(1872~1926)

目刺が春の季語。頬刺(ほほざし)も同意の季語です。
鰯に塩をふり、数尾ずつ竹や藁で目のところを刺し連ねて乾かした食べ物。マイワシ、ウルメいわし、カタクチイワシなどを竹串や藁に通した干物で、目を刺してあります。鰓から口を刺したものを頬刺と呼びます。
この句は、目刺が同じ方向を向いて重なっておとなしく皿に収まっている様子が分かります。目刺を食べるときは、やはり日本酒か焼酎でしょうね。ワインを飲みながら目刺を食べている人を見ましたが、とても奇異な感じがしました。
同じ作者に次の句があります。
独り焼く目刺や切に打ち返し   温亭
作者しのはら・おんていの紹介は、2007年3月15日を参照。
(出典:「温亭句集」土上発行所、民友社発売、1927年刊)
・昨晩ちょっぴり雨が降りました。今日から13日まで「さっぽろ雪祭り」。250万人ほどの人出が予想されます。小学生のころに雪像づくりに参加した事を思い出しました。

投稿者 m-staff : 2011年02月07日 09:58

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