[2011年02月08日]

卒業証書の平は巻きて失ひし

津田清子

卒業証書が春の季語。卒業、卒業式、卒業生、卒業歌も同意の季語です。
3月に入るとどこの学校でも卒業式が行われます。ちょっと気が早いのですがこの欄で取り上げてみました。
卒業と言う言葉にはほろ苦い味がします。今でもまだ大学を卒業していないのではないか、という夢を見て飛び起きて安心したりしています。何しろ大学には5年間いましたからね。
この句の作者は、奈良女子師範学校を卒業しています。いまの奈良女子大ですね。卒業証書を「平(たいら)」に巻いてどこかへ無くしてしまったという、本人は困ったでしょうが、その俳諧味にひかれました。
今日は初午で針供養。
作者つだ・せいこの紹介は、2007年1月6日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・関東地方は今晩から明日の午前中にかけて雨。ようやく湿度が高くなりそうです。

投稿者 m-staff : 2011年02月08日 09:42

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