[2011年02月10日]

白き手が開ける余寒の障子かな

五所平之助(1902~81)

余寒(よかん)が春の季語。残る寒さも同意の季語です。
寒が明けてからも残っている寒さのことを言います。春寒しという季語と同じ意味ですね。立秋以後の暑さを「残暑」というのに対応しています。春のあたたかさは、一進一退しながらやってきます。
この句の「白き手」が意味深ですね。どのような妙齢のご婦人かと思わせるところが伝われば成功です。それを「余寒の障子」と主題にしているところが見えて好感が持てます。映画の一場面のようです。
作者ごしょ・へいのすけの紹介は、2005年11月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・明日からの三連休は、11,12日の天気図マークが雪だるまになっています。横須賀はどうでしょうか。楽しみです。

投稿者 m-staff : 2011年02月10日 10:16

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