[2011年02月16日]

剪定の鋏の音に近づきぬ

深見けん二

剪定(せんてい)が春の季語です。
一般に、これからの季節に果樹園などの果樹の枝を切って形を整えることをいいます。それにより風通しや日当たりがして結実もよくなり、毎年実らせることが出来ます。芽が出る前が良いとされています。庭木や街路樹などでも行い、同様に生育を助けます。剪定によってさわやかに明るい情景を作ります。
この句は、鋏の音に近づくという表現で剪定をしている人の動きが感じられます。パチンパチンと音が聞こえそうです。
同じ作者に次の句があります。
剪定の一人の鋏音を立て  けん二
これも動きがある風景ですね。
作者ふかみ・けんじの紹介は、2008年1月8日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・昨日、二羽の鶯が白梅の枝で遊んでいました。少しずつ春の気配が感じられます。

投稿者 m-staff : 2011年02月16日 09:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3504