[2011年02月17日]

この道しかない春の雪ふる

種田山頭火(1882~1940)

春の雪が春の季語。春雪も同意の季語です。
14日の夕刻から15日の朝にかけて春の雪というには切ないほどの雪が降りました。春みぞれが正しいようです。
春の雪は降ったと思えばすぐに消えてしまいます。あわれという暇も無い感じがします。
この句の「この道」は、行乞(ぎょうこつ)をして、放浪するしか外に生きる道はない、と言っているように思えます。
同じ作者に次の句があります。
このみちやいくたりゆきしわれはけふゆく  山頭火
1930(昭和5)年の作です。「私はまた旅に出た。愚かな旅人として放浪するより外に私の生き方はないのだ」と言っています。
作者たねだ・さんとうかの紹介は、2005年2月20日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・昨日はうらうらとした穏やかな日でした。2時間ほど散歩をしました。

投稿者 m-staff : 2011年02月17日 09:34

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