[2011年02月26日]

母と子に影冷えて来し風車

石橋秀野(1909~47)

風車が春の季語。風車売りも同意の季語です。
郷愁の玩具、風車。子供のころの遊び道具でいつまでも心に残っています。
色紙やセルロイドなどで作った車輪型の羽根に柄をつけて風力で回すもので、江戸時代は春によく売られていたので春の季語となりました。
かつて小学生のころは工作の時間に風車を作りました。それで校庭を走り回ったころを思い出します。
この句の作者は38歳で亡くなりました。それを思うとひとしお句感が迫ってきます。
作者いしばし・ひでのの紹介は、2005年9月7日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・昭和の時代に生まれたものの一人として「昭和天皇」の生き様は深く関心のあるところです。松本健一著「畏(おそ)るべき昭和天皇」(新潮文庫、2011年1月刊)は大変面白い本です。ご一読を薦めます。文中の一節。
「昭和天皇の『畏るべき』ところは、あえていえば、二・二六事件のとき北一輝から軍隊を奪い返し、戦後GHQ=マッカーサーを押し返し、また自衛隊に突入した三島由紀夫を黙殺したたたかい振りにあった。」

投稿者 m-staff : 2011年02月26日 09:17

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