[2011年02月28日]

神奈川の路傍の神や梅ふふむ

榊原風伯

梅ふふむが春の季語。
「路傍の神」は、道祖神や庚申塚のことをイメージしています。神奈川には約7,000体の道祖神があるといわれています。
道祖神は、道路の悪霊を防いで旅人を守護する神様のこと。
道祖神は、奴体が普通で僧形合掌型、男女神型があります。これらは相模国に多く、武蔵国には殆どありません。路傍などに青面金剛(庚申)を祀ってある庚申塚は、三浦半島ではよく見かけます。
「ふふむ」は、花や葉がまだ開かない状態をいいます。つまり、ふくらむですね。冬の寒さから梅のつぼみが膨らんでいる様子です。
江戸時代のみならず旅人は街道で多く災難にあっています。それらを悼むと同時に難を避ける意味で路傍の神は大事です。
神奈川の道祖神については手元に、京谷秀夫・宮崎利厚共著「神奈川の道祖神(上・下)」鹿島出版会、1979年刊があります。よく調べてある好著です。
(出典:俳誌「炎環」、2005年4月号より)
・昨日行われた東京マラソンで男子3位になった川内優輝さんは学習院大学卒、箱根駅伝に2度「学連選抜」で出場。今夏韓国で開催される世界選手権に内定。面白い選手がいるものですね。

投稿者 m-staff : 2011年02月28日 09:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3516