[2011年03月06日]

啓蟄を啣へて雀飛びにけり

川端茅舎(1897~1941)

啓蟄(けいちつ)が春の季語。
蟄虫、すなわち冬篭りをしていた虫たちが這い出ることを意味しています。24節気のひとつ。雨水のあと15日目に当ります。
「啓蟄」に関連した季語には、「蟻穴を出づ」や「地虫穴を出づ」などもあります。これらの季語はユーモラスで俳諧味がありますね。
この句にもその気分が濃厚です。雀が啓蟄を啣(くわ)えて飛んでいってしまったというのですから、そのようなことがあるのかしらと一瞬騙されそうになります。
作者かわばた・ぼうしゃの紹介は、2005年2月15日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・ニュージーランド南部地震の日本人の28遺体は、どこに消えてしまったのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2011年03月06日 10:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3522