[2011年03月07日]

春の日の朱をべつたりと中華街

原 裕(1930~99)

春の日が春の季語。春日(はるひ、しゅんじつ、はるび)、春の陽、春日影、春の影も同意の季語です。
以前から横浜中華街の朱の凄さに感嘆しています。何回行ってもあのべったりとした朱に圧倒されて中華料理を食べるよりも鮮明です。
春の日には、ふたつの用法があります。ひとつは春の一日のこと、もう一つは春の日の光ことです。
この句では、春の光に生命力あふれる中華街の朱色が浮んできます。中国は、やはり「朱の国」でしょうね。
作者はら・ゆたかの紹介は、2006年4月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・箕島高校元監督の尾藤さんが亡くなりました。同い年でした。高校野球のひとつのスタイルを作った人でした。合掌。

投稿者 m-staff : 2011年03月07日 09:56

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