[2011年03月08日]

おらが世やそこらの草も餅になる

小林一茶(1763~1827)

草餅が春の季語。蓬餅、母子餅、菱餅なども同意の季語です。
草餅で思い出すのは、祖母のこと。よく作ってくれました。作っている側から手を出してつまみ食いをして手を叩かれたことが昨日のことのように思い出されます。厳しいけれど優しく可愛がってもらいました。亡くなった日には好きだったベートーベンの英雄交響曲をかけてやりました。
この句は、草の香と鮮やかな緑色が春を伝えてくれます。庶民派の作者らしく、道野辺の蓬に季節を感じています。
前書きに「月をめで花にかなしむは、雲の上人にして」とあります。「七番日記」所収。1814(文化11)年、52歳のときに作られました。
作者こばやし・いっさの紹介は、2005年3月27日を参照。
(出典:新訂「一茶俳句集」岩波文庫、1990年刊)
・格好をつけるだけで中身の無い、実の無い前外相。総理大臣の芽は無いと思います。

投稿者 m-staff : 2011年03月08日 10:38

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