[2011年03月10日]

卒業の酔歌も許し眼鏡ふく

桂 樟蹊子(1909~93)

卒業が春の季語。卒業式、卒業生、卒業歌も同意の季語です。
3月は卒業式のシーズン。小学校から大学まで学校の忙しい季節。数年を共にした仲間と別れる悲しくて嬉しい旅立ちの頃です。上の学校に入れば新たな仲間との出会いが待っています。また、社会に出る人にはさらに大きな人生の変化が待っています。
この句は、大学の卒業式後のパーティの席上でしょうか。学生たちが興奮して応援歌を歌っているシーンが浮んできます。
いつもなら厳格な先生もこのときばかりは優しい顔でニコニコしたくなります。作者は長く京都府立大学の教員でした。
作者かつら・しょうけいしの紹介は、2006年6月22日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・NHK大河ドラマ「江」の脚本は、はちゃめちゃ。史実をいじくり過ぎて破綻の連続。ひろげた風呂敷をどのようにたたむのでしょうか。

投稿者 m-staff : 2011年03月10日 10:42

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