[2011年03月12日]

つまづきて修二会の闇を手につかむ

橋本多佳子(1899~1963)

修二会(しゅにえ)が春の季語。水取、若狭の井、柳松明も同意の季語です。
今日は、奈良東大寺二月堂のお水取り。3月1日から14日間
修二会の行法を行います。
お水取りは、3月13日の午前2時ごろから行われます。二月堂で1年間仏事に用いる聖水を堂の近くの井戸から汲み、本堂に運んで壺の収め、この水は若狭の国から地下でつながっていると伝えられています。この水は諸病にかからないと言われています。雅楽の響く中でほら貝を吹き鳴らして、杉の枯葉をかがり火に焚いて、若い僧が松明をふりかざして回廊を駆け上る様子は闇の深夜の行であるだけに素晴しく映ります。お水取りが終らないと関西に春は来ないと言われています。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・想定外の東北・関東太平洋沿岸の大地震。災害に遭われた皆さんの無事を祈るばかりです。

投稿者 m-staff : 2011年03月12日 09:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3528