[2011年03月13日]

百千鳥柩の汝を運ぶ上

大野林火(1904~82)

百千鳥(ももちどり)が春の季語。
春になると、鳥のさえずりが一段と高くなります。これを百千鳥といって、多数の鳥がさえずっている様子をいいます。
ただし、俳句では単に数が多いと言うだけではなく、鳥の種類もいろいろである、と言われております。
穏やかな日差しの中で、さまざまな鳥たちが楽しく鳴き交わしている光景はとても心が休まります。
この句は、そのような中で年来の親友が亡くなり、柩に収まっている友の上に百千鳥が鳴いていると言うつらい気持ちを詠っています。
作者おおの・りんかの紹介は、2005年6月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・東北・関東大地震は、あまりの凄さに呆然としてしまいます。16年前の阪神・淡路大震災以上のことは無いと思っていましたが、それ以上かもしれません。まずは福島原発の安定化が望まれます。

投稿者 m-staff : 2011年03月13日 10:52

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