[2011年03月14日]

水揚げの艶の息づく若布なる

宮津昭彦(1929~2011)

若布が春の季語。和布、にぎめ、和布汁、和布売り、ぬのは、めかぶなども同意の気宇後です。
三浦半島に住んでいると美味しい和布が安く手に入ります。
和布は、日本特産の海草。特に、春の和布は色がよくて新鮮で、味噌汁、酢の物、ぬたなどに風味を与える食品です。3月から5月にかけて、舟で海に出て、箱めがねで海底を見ながら、鎌のついたさおで刈り取り、海岸で干しています。太平洋沿岸のものは肉厚で、日本海岸のものは薄いとされています。
この句は、みたそのままを句に仕上げていて、和布の匂いまで伝わってくるようですね。
今日は、ホワイトデー。ヴァレンタインデーのお返しの日。連れ合いにチョコレートを渡す。
作者みやず・あきひこの紹介は、2009年1月26日を参照。
(出典:高橋治著「句の菜滋記」朝日新聞出版、1995年刊)
・地震による計画停電で関東圏は大騒ぎ。「日本史年表」によると869(貞観11)年、陸奥国地震津波あり、と記載されています。

投稿者 m-staff : 2011年03月14日 09:30

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