[2011年03月19日]

いぬふぐり咲くよろこびに遠けれど

野見山朱鳥(1917~70)

いぬふぐりが春の季語。犬ふぐり、いぬのふぐり、ひょうたんぐさも同意の季語です。
東日本大震災のことを考えながら散歩していて道端で見かけました。
犬ふぐりは、瑠璃色の小さな花で、朝日を受けて開き、夕方には閉じます。他の草花が咲かない先に春の色のような鮮やかな花を咲かせます。この花を見かけると春が来たと感じます。
この句は、今年もまた可憐な花を咲かせる犬ふぐり。そのうれしさに倍して、東北・関東の被害は想像を絶するものがあります。
作者のみやま・あすかの紹介は、2005年4月19日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・11日から始まった1週間は未曾有の事態、特にこの1週間で福島原発の安定化が一番の課題です。

投稿者 m-staff : 2011年03月19日 11:35

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3535