[2011年03月20日]

幸を撒くごとく影置くはこべらに

藤田湘子(1926~2005)

はこべらが春の季語。繁縷(はこべ)、うしはこべ、花はこべも同意の季語です。
道端などでよく見かける野草で、冬の間も緑を保っている越年草です。春の七草のひとつ。なでしこ科の一、二年草。ありふれた草ですが、どこか弱弱しいやさしい印象を受けます。葉のわきに白い五辨の小さな花をつけています。
この句は、たくさんのはこべらが幸せを撒(ま)くかのように地を這い、足もとを照らしていると詠っています。
作者ふじた・しょうしの紹介は、2005年4月22日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花・春」TBSブリタニカ、2001年刊)
・福島原発の事故で毎日ドキドキしながら生活をしています。最後は祈りだけですね。

投稿者 m-staff : 2011年03月20日 09:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3536