[2011年03月22日]

雨粒の叩きて蝌蚪の国へこむ

中原道夫

蝌蚪(かと)が春の季語。蛙子、蛙の子、お玉杓子、蛙生る、蝌蚪生る、蝌蚪の紐なども同意の季語です。
暗いニュースばかりですから、今日はお玉杓子のことを話題にしたくなりました。蝌蚪の蝌も蚪も杓の形をした生き物のことです。蛙の幼生のお玉杓子を言います。春になって産卵後しばらくすると孵化して、ひょろひょろと泳ぐ姿はとても可愛らしく愛嬌がありますね。
この句のように、池や沼や小川の水面を雨が叩いていて、おたまじゃくしの国がへこんでいるように見えると楽しく伝えてくれます。
作者なかはら・みちおの紹介は、2007年6月14日を参照。
(出典:村上 護著「今朝の一句」講談社、1995年刊)
・「計画停電」が3日間ありませんでした。今日からはまた復活。やれやれ。お勤めの皆さん頑張ってください。

投稿者 m-staff : 2011年03月22日 10:15

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