[2011年04月02日]

影はすぐわが身にもどり春の月

鈴木六林男(1919~2004)

春の月が春の季語。春月、春月夜、春満月、春三日月、月は春なども同意の季語です。
春の月は、朧月が代表的なものですが、初春には冴えた感じが残り、仲春にはあたたかい感じになり、晩春にはおぼろになります。黄色の月、おぼろな月、春になっての情感のある月が上っています。
この句は、冬の寒月とは違って、ぼんやりに見える自分の影がすぐに自分に戻ってくるような気持ちが込められています。
東日本大震災で被災した皆さんはどのような気持ちで春の月を見ているのでしょうね。
作者すずき・むりおの紹介は、2005年5月7日を参照。
(出典:阿部誠文著「輝ける俳人たち」邑書林、1996年刊)
・さあ、今日からイチローや松井の野球が見られます。今年は彼らにとってどのようなシーズンになるのか楽しみです。

投稿者 m-staff : 2011年04月02日 10:06

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