[2011年04月05日]

鶯や明けはなれたる海の色

中川宋淵(1907~84)

鶯が春の季語。黄鳥(うぐいす)、くわうてう、匂鳥、歌よみ鳥、経よみ鳥、花見鳥なども同意の季語です。
このところ3、4日の散歩で鶯の鳴くのを聞きました。あわせて桜のつぼみが少しずつ花を開いています。鶯は春のことぶれを告げる鳥です。3月ごろには一段と美しく鳴いて4月になると山へ帰ってゆきます。
この句の作者は、静岡県三島の住職。お寺の本堂の障子を開け放してそこから海が見えています。そこへ鶯の清明な声が聞こえてきました。春の海の色が鮮明です。
今日は、清明。24節気のひとつ。春分後15日目。万物清らかではつらつとしているという意味があります。
作者なかがわ・そうえんの紹介は、2005年3月14日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・東電の危ういかな綱渡り、ここが正念場。避難民もがんばっているぞ。

投稿者 m-staff : 2011年04月05日 09:40

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