[2011年04月12日]

遠目にも男の彼方蘇枋咲く

森 澄雄(1919~2010)

蘇枋(すおう)が春の季語。花蘇枋、蘇枋の花も同意の季語です。
近くの竹川のほとりの満開の桜を見ていたところ、蘇枋の花が咲いているのに気がつきました。葉の出ないうちに咲く花はいろいろありますが、花蘇枋のように枝にびっしりつまっている花はほかにありません。印象的な花のあとのハート型の葉がすがすがしい印象があります。
マメ科の落葉低木。中国が原産地。江戸時代の始めに渡来しました。花の色が南方産の蘇枋の木の赤色染料によく似ていたのでこの名前がつきました。
この句は、あでやかな赤い色の蘇枋がびっしりと枝について咲いているのにどっしりとした男の姿が映えていると詠っています。対比が見事です。
作者もり・すみおの紹介は、2005年2月22日を参照。
(出典:佐川広治著「季語の花・春」TBSブリタニカ、2001年刊)
・余震が相変わらず続いています。当分は気が抜けません。緊張の連続です。松阪が7失点降板。どうなることやら。

投稿者 m-staff : 2011年04月12日 09:57

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