[2011年04月16日]

雉蓆咲く野を長き貨車の列

加藤耕子

雉蓆(きじむしろ)が春の季語。
裏の武山でよく見かける花ですが、名前が分かりませんでした。山野の日当たりの良いところに生えています。草花の写真を見てこの花と分かりました。葉の間から出した花茎の先に黄色い五辨の花を咲かしています。花期は長く、夏の間にも見かけます。葉が四方へ丸く広がるのを雉が座る蓆に見立ててこの名前が付きました。
この句は、輝くばかりの黄色い花の印象と貨物列車の長い列と言う対比が見事です。私も小さい頃に機関車が引く貨物列車を終日眺めていたことがありました。北海道の宗谷本線です。
作者かとう・こうこ紹介は、2006年7月26日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・上巻」創元社、2008年刊)
・今日は横浜で句会。「がんばれ!福島」。

投稿者 m-staff : 2011年04月16日 09:09

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