[2011年04月17日]

雨晴れて忘れな草に仲直り

杉田久女(1901~83)

忘れな草が春の季語。勿忘草、藍微塵(あいみじん)、わするな草、ミヨソティスなども同意の季語です。
忘れな草は、その楚々とした可憐な様子に心打たれます。本当に可愛い姿です。
ヨーロッパ原産でムラサキ科の多年草。茎の先に藍色の小さい花が手を広げたように咲きます。忘れな草の名は「フォゲット・ミー・ノット」を訳したものです。
水辺に野生化しているものがあり、これがもっともこの名前にふさわしく感じられます。
この句は、ある人に対して何か忘れたいような苦しいことがあって、この花を媒介にして仲直りをしたいと思っていますね。忘れな草を擬人化しています。
作者すぎた・ひさじょの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・毎日余震におびえる生活は何時まで続くのでしょうね。

投稿者 m-staff : 2011年04月17日 10:39

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