[2011年04月19日]

しきりなる落花の中に幹はあり

長谷川素逝(1907~46)

落花が春の季語。花散る、散る花、散る桜、花吹雪、桜吹雪、飛花、花屑、花の塵、花筏なども同意の季語です。
桜の花が咲いているのは一興ですが、また散る姿もいいですね。西公園の桜もそろそろ散り始めました。
花の散る様子は咲く姿の艶麗過剰さとともに、さびしくはかなげであると同時にいさぎよく美しく感じられます。
この句は、激しい落花の中にこそそれを支えている確りとした幹があると詠っています。
同じ作者に次の句があります。
水の上の落花をひかりふちどれる  素逝
この句もまた自然のなりわいをよく見ていますね。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・レッドソックスの松阪がようやく勝ちました。1勝2敗。
次回が楽しみ。肩の開きが問題。

投稿者 m-staff : 2011年04月19日 09:20

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