[2011年04月30日]

風出でて野遊びの髪よき乱れ

西東三鬼(1900~62)

野遊びが春の季語。山遊、山いさみ、野がけ、春遊、ピクニックなども同意の季語です。
ゴールデンウィークが始まりました。日毎に暖かくなって春の気配が定まり、外へ出て日を浴びてきれいな空気を吸って、萌え出した草を踏んでみたくなります。
この句は野遊びをしている乙女の髪が風に揺れていると表現しています。作者にしては実に素直な見方をしています。共感できますね。
この作者の次の句があります。
野遊びの皆伏して彼等兵たりき  三鬼
子どもたちが戦ごっこをしているように思います。
福島の子どもたちは放射能の影響で野遊びどころではありません。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、
2010年刊)
・「緊急地震速報」の的中率は30%とか、狼少年にならなければいいが。

投稿者 m-staff : 2011年04月30日 09:47

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