[2011年05月03日]

手毬咲きぬ山村憲法記念の日

水原秋櫻子(1892~1981)

憲法記念の日が春の季語。
日本国憲法が公布されたのは1946(昭和21)年11月3日、施行されたのは1947(昭和22)年5月3日。当時は吉田茂内閣でした。街では「リンゴの歌」が歌われていました。
憲法記念日は、新憲法の制定を記念して行われる国民の祝日。平和憲法も継ぎはぎだらけで改正の声はいつも上っていますが、あまりの敗戦の反動ですぐ立ち消えになります。このたびの大震災でまたぞろ何らかの動きがあるかも知れません。
この歌の「手毬」は、手毬花のことで夏の季語です。憲法記念日の山村に手毬花が咲いている、というただそれだけのことですが、戦後の混乱期がようやく少しずつ落ち着いてきた様子がうかがわれます。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・避難所に12万人、多くの人が憲法が保障する生存権を脅かされています。

投稿者 m-staff : 2011年05月03日 09:52

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