[2011年05月09日]

愛さるる痩せてはなやぐ虞美人草

殿村菟絲子(1909~2000)

虞美人草(ぐびじんそう)が夏の季語。雛罌粟(ひなげし)、美人草、麗春花も同意の季語です。
芥子の花のようにアヘンを含んでいないので、花壇や切花用に栽培されていて綺麗な花を咲かせています。
ケシ科の1・2年草。ヨーロッパが原産で江戸時代に渡来しました。最近はポピーの栽培が盛んで、雛罌粟は野生化して道端などに咲いているのを見かけます。50センチほどの高さで柔らかそうな花を上向きに咲かせます。
この句は、項羽の寵姫虞美人の墓に生えたという故事に因んだことをベースに愛されていてもどこはかない花の愛らしい美しさを表しています。
作者とのむら・としこの紹介は、2005年6月6日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日は黄金週間が終り、勤め人の一番つらい日。松坂は3勝目、イチローは45本目のヒット。それぞれ持ち場で活躍しています。

投稿者 m-staff : 2011年05月09日 10:02

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