[2011年05月24日]

鈴の音のかすかにひびく日傘かな

飯田蛇笏(1885~1962)

日傘が夏の季語。絵日傘、ひからかさ、パラソル、白日傘、黒日傘なども同意の季語です。
日傘の季節になりました。今年は特に節電の影響もあって多く見かけることでしょう。日傘は夏にさす日ざし除けの傘で女性のものです。江戸時代から明治にかけては男性が使っていました。絵日傘は竹で骨や柄をつくり、紙や絹をはったもので、絵や模様がついてとても綺麗です。このごろは余り見掛けなくなりましたね。
この句は、鈴の音が印象的です。絵日傘をさして涼やかな女性が歩いてゆく様子がうかがえます。
作者いいだ・だこつの紹介は、2005年6月23日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今日、横須賀は冷たい雨。日傘を差してはいません。

投稿者 m-staff : 2011年05月24日 09:58

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