[2011年05月27日]

十薬の白き十字を以て誓ふ

福田蓼汀(1905~88)

十薬(じゅうやく)が夏の季語。どくだみ、どくだみの花も同意の季語です。
どくだみ科の多年草で湿ったところに自生しています。独特な匂いで好き嫌いがあります。十字型の4枚のほうの真ん中に黄色い小花がついています。梅雨時の花で白い十字の花は清清しく感じます。古くから薬草として重宝されて、「毒傷み」から「どくだみ」と呼ばれています。また、十薬とも呼ばれるように10種類の薬効があると言われています。横須賀市の西公園では躑躅や椿と一緒に生垣で咲いています。
この句は、キリスト教に何か縁があるように思われてしまうように白く十字を切っています。何かを誓っているかのように。
作者ふくだ・りょうていの紹介は、2005年3月10日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・福島第一原発の1号機での海水注入問題は、「海水注入実は継続」とのこと、菅内閣の危機管理能力に大いに疑問。

投稿者 m-staff : 2011年05月27日 10:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/3606