[2011年05月28日]

浜木綿の切先たてし蕾かな

清崎敏郎(1922~99)

浜木綿(はまゆう)が夏の季語。浜万年青(はまおもと)も同意の季語です。
横須賀市の市の花は浜木綿で、横須賀市佐島は、浜木綿の北限地です。三重県、宮崎県でも県花として知られています。
ひがん花科の多年草。浜木綿と言うのは、幣に木綿を四つに切りかけたようだということで呼ばれ、葉が万年青に似ているので浜万年青とも呼ばれています。暖かい海岸に自生していて、茎は直立し、1メートルにもなります。夏になると白い花を笠のように開きます。とてもよい香がします。
この句は、蕾が切っ先を立てたように見えるところをうまく句に仕上げています。
作者きよさき・としおの紹介は、2006年3月16日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・27日、関東甲信越に入梅宣言。平年より12日も早いそうです。

投稿者 m-staff : 2011年05月28日 10:01

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