[2011年06月19日]

睡蓮や鯉の分けゆく花ふたつ

松本たかし(1906~56)

睡蓮が夏の季語。未草(ひつじぐさ)も同意の季語です。
スイレン科の多年草。温帯や暖地の沼や池に自生しています。観賞用に庭園などで栽培されていて、花の色は、淡い紅色、白、黄色などがあります。
スイレンは漢字名。和名のヒツジ草は、日本の野生種で未の刻(午後2時)に開花するという意味で付けられましたが、実際にはそういうことはありませんね。
この句のよって、池の情景が浮んできます。大きな鯉が悠々と睡蓮の間を抜けて、寄り添っていた二つの花を離しました。静かな池の一瞬の動きをたくみに捉えています。睡蓮の花言葉は、清純な心、信仰など。
今日は、父の日。母の日より控えめがよい。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・菅さんは打たれ強い人。でももう役割は他の人に任すべき。

投稿者 m-staff : 2011年06月19日 10:21

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