[2011年06月20日]

花終へし壺の卯つ木が葉をのばす

福田甲子雄(1927~2005)

卯つ木が夏の季語。卯の花、空木の花、花卯木、山卯木、卯の花垣、梅花うつぎ、姫うつぎなども同意の季語です。
佐佐木信綱の次の詩は、日本の初夏を代表してよく歌われています。
「卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍音もらす夏は来ぬ」
ユキノシタ科の落葉低木。垣根や畑の境界線などによく植えられています。卯の花は、梅雨時の花でもあります。その時期に降る雨を「卯の花腐(くた)し」とも言います。
この句は、部屋の壺に生けた卯つ木の花が散ってしまいました。しかし、なおも葉を伸ばして成長を続けています。その生命力を強く感じさせられると詠っています。
作者ふくだ・きねおの紹介は、2006年2月5日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・イチローが元気を取り戻しました。マリナーズもフィリーズに2勝1敗。連敗をしないように。

投稿者 m-staff : 2011年06月20日 10:18

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