[2011年06月22日]

遥か見るとき遥かなる山法師

篠崎圭介

山法師(やまぼうし)が夏の季語。山法師の花、山帽子、山桑も同意の季語です。
緑につつまれた山中に、雪をかぶったように白色四弁のほうを広げ、その芯に緑黄色の小さな丸い花がつきます。名前は、白いほうを頭巾に、つぼみの丸い集まりを法師の顔に見立てて付きました。秋になると赤い実は食べることが出来て、桑の実に似ているので山桑とも呼ばれています。
この句は、「遥か」を二度繰り返すことで、壮大なる風景が広がってきます。またさらに遠い昔のことが思い出されて山法師の花と響きあいます。
今日は、夏至。
作者しのざき・けいすけは、1934年松山市の生れ、俳句は富安風生に師事。勉学のため上京し、しばし俳句から離れましたが、松山に帰郷してから句作に精進し、森薫花壇没後は「糸瓜(へちま)」を継承主宰しています。句集に「知命」があります。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・イチローはワシントンナショナルズ戦でヒットを2本打ちました。しかし、今年のオールスターは、11年連続が途切れて出場が出来なそうです。

投稿者 m-staff : 2011年06月22日 10:22

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